とばらんすくらぶ♪は、毎週火曜日14:00〜15:30の間、鳥羽市保健福祉センターひだまり1階の和室で、DVDを先生にしながら筋力トレーニング(とばらんす運動*)を行う運動グループです。

 

運動を実施する場所は、保健福祉センターひだまりという鳥羽市の施設内になりますが、

自分たちの、自分たちによる、自分たちのための介護予防グループというのが最大の特徴です。

 

つまり、施設は市役所であっても、行政職員は誰もお手伝いしません。

あえて言うならば、遠目で見守っているだけという距離感で支援してもらっています。

行政がこれでいいのか!?と思う方もいるかもしれません。

 

でも、”これが”いいんです!

もう一度言います。これがいいんです!

助けてあげたい。この気持だけで、なんでも支援することは、実は、高齢者の自分で出来る”力”を奪ってしまう側面も持ち合わせているからです。

 

わたしたちも携帯電話やパソコン等の機械で漢字を入力するようになってから、実際に書こうと思ったとき、困ることがありませんか?

わたしは携帯やパソコン等の機械に触れる時間が増えてから、恥ずかしいことに漢字を書くことが減り、書けなくなってきていると感じています。学生時代にあれだけ勉強してきたのに!

 

これは完全に私自身のせいですが、機械のことを極端に悪く言えば、「優秀で大変助かる機械の支援によって、漢字を書く力を奪われた」とも言えます。

わたしたち「ひとによる支援」も同じことを起こしてしまう可能性があるかもしれません。

 

​だからこそ、一見、冷たいように見えても、ある程度の距離感(自分で行うこと)を保つことが大切な支援であり、意味のある支援につながることがあります。

自立支援のたいせつな考え方のひとつです。

 

さて、とばらんすくらぶ♪は、介護予防を行う自分たちだけで集まり、準備し、健康状態を考え自ら参加する居場所。

誰がリーダーというわけではなく、参加している皆さんが自然体に創る居場所となります。ですので、早く着いた方から、準備を始めてくれています。

皆さん、自分がリーダーとなると構えてしまいますが、そこが決まっていないからこそ、参加しやすいのかもしれません。

 

基本的には、やる気があればどなたも参加可能ですが、注意点が2つ。

 

参加後、健康管理はすべて自分で行う必要があるので、今の健康状態を含めて、

一度、鳥羽市地域包括支援センター(0599-25-1182)へ相談する必要があります。

 

また、健康状態を把握してもらっているかかりつけ医さんにも運動内容を伝え、自分の体にあっているかどうか、相談しておくと、なお安心できると思います。

 

そして、正式に「とばらんすくらぶ♪」へ参加して頂くことになれば、事前に、

理学療法士が要支援1・2(事業対象者)のかたを対象に実施している「お元気くらぶ:通所型サービスC(運動器)*」へ2回程度参加し、筋力トレーニング(とばらんす運動)方法をしっかり学んで頂く必要があるので、明日から参加します!という訳にはいきません。

 

注意点はこれだけです。

 

これだけしっかりできれば、誰でも参加でき、自分の介護予防に励むことが出来るので、興味のある方は、是非一度、地域包括支援センターへ相談することをオススメします!!

 

記載日:令和元年5月21日

地域理学療法・地域リハビリテーションが本職です。 平日は、株式会社いやしの心で介護と福祉のお仕事、そして、鳥羽市で生活支援コーディネーターをしています。週末は夫婦で週末cafe marudOT(まるドット)をオープンしている良くわからない人間です。