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先日、子ども食堂を兼ねた”地域食堂”「相席キッチン」を生活支援コーディネーターの”居場所づくり”の一環として実施しました。

対象は”子ども”に限定せず、高齢者を含む”全世代”としていくため、「地域食堂」という言葉をたいせつに選びました。もちろん、生活支援コーディネーターが高齢・介護分野で活動する存在だからこそ!という理由もありましたが、全世代が集える居場所である方が単純に良い(面白い)はずだ!という想いが強くありました。

それに加えて、今回の会場には通所介護(デイサービス)施設「暮らしのすてっぷ」を選び、食事内容には「サービス付き高齢者向け住宅すてっぷ」で暮らす高齢者が”実際に”食べているごはんを「株式会社やまぶん」さんの協力を仰いで提供してもらいました。

この場所と食事内容にも生活支援コーディネーター(理学療法士)としてたいせつな想いを込めました。

介護の世界って、たとえば「自分の親に介護が必要になった」とか、自分事にならないと中々入り込まない世界だと思うんです。それに、実際入りにくい!(*ごめんなさい)

でも、自分事の範囲に「介護」が入り込んでくるのは、だれもが急に、高確率で起きてくる。それは、自分の親かもしれないし、自分自身かもしれない。

そんな世界と急に直面し、戸惑っている人を沢山見てきたからこそ、もっと介護や福祉の世界や、そこで働く人たちと気軽に交わる場所が必要だと思っていました。それも若く、贅沢を言えば子どものうちからそんな世界が近くにあったらいいなと。

だからこそ、地域食堂「相席キッチン」は介護施設で介護世界のごはんをこれからも提供するつもりです。

また、相席キッチンの「相席」にもたいせつな想いを込めていて、「あなたが誰かの隣に座るだけ(相席するだけ)」で孤食を防ぎ、コミュニケーションを生む可能性をつくり、また別のだれかの気持ちを豊かにする”役割”などを担うことになる。

そんな無意識でも出来るたいせつな役割があることを感じてほしくて「相席」という言葉を選びました。

そして、子どもたち、介護が必要な高齢者がボランティアとして相席キッチンの運営で活躍し、自然と喜びや介護予防に繋がる居場所にもしていければと思っています!

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ということで、そんな「相席キッチン」の第1回目が終了しました。

コロナ禍ということもあり、感染症対策を万全に準備しました。ただ、そのおかげで本来の「相席する」という側面は弱くなってしまいましたが、この部分は今後の課題にしていきます!

実際の様子は、参加者(子ども15名、大人25名)の感想をみてもらえると一番良いのかもしれませんので、下記に載せます。ぜひ御覧ください。

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食事内容は概ね喜んでいただけたのかなと思っています。「イメージよりも良かった!」という感想は何よりも嬉しかったです。この結果から、相席キッチンが子どもの居場所や、大人の方の居場所としても機能していける可能性は十分にあると感じられました。

また、嬉しいことにボランティアスタッフの子どもたちが検温や配膳のお手伝いをしてくれていたし、デイサービス「暮らしのすてっぷ」の高齢者がつくった多肉植物の「毛糸玉」もプレゼントとして提供できました。これって、子どもと高齢者が”活躍する”場所としても「相席キッチン」が機能できたと言えるのかもしれません。

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こんな感じで第1回目は終了しました。課題はまだまだありますが、これからも生活支援コーディネーターとして「相席キッチン」と関わり、居場所づくりを続けていければいいなと思っています。

◎第1回目の相席キッチンの様子は、メディアの方々にも取りあげていただきました。

・NHKさんと相席キッチン

・伊勢新聞さんと相席キッチン

・毎日新聞さんと相席キッチン

なお、令和2年12月7日時点での情報をまとめさせていただきます(今後、期限切れになる可能性あり)。ぜひご覧ください。

ありがとうございました。

*相席キッチンはボランティア団体として活動しており、運営費は「寄付」などで行っております。ご協力いただける方は是非ご連絡ください。

地域理学療法・地域リハビリテーションが本職です。 平日は、株式会社いやしの心で介護と福祉のお仕事、そして、鳥羽市で生活支援コーディネーターをしています。週末は夫婦で週末cafe marudOT(まるドット)をオープンしている”野良”の理学療法士です。