New Topics 運動場所 鳥羽の地域共生社会 sugiura3rd 2024年9月19日 0 コメント (開催レポート)第1回 温泉ついでに健康増進! 令和6年7月19日、旅館で「温泉ついでに健康増進!」企画を開催させていただきました。今回は、会場と温泉のご提供に旅館「扇芳閣」さん、ドリンクのご提供にカフェ「MUSEA」さん、運動を担当してくれた「鳥羽市地域包括支援センター」の理学療法士さんたち、そして企画運営に当社(合同会社MARUDOT:鳥羽市第1層生活支援コーディネーター)の4社が協働することで実現した企画でした。また、開催にあたっては、本当に多くの方に支えていただきました。三重県鳥羽市の魅力ある観光(旅館)×カフェ×福祉の社会資源が重なってできた空間は、とても素晴らしかったです。 初めての試み企画で、運動+温泉という少し負荷が強いモノを合わせた企画でもあったため、安全性の確保を何よりも重要視しました。しかし、温泉とカフェドリンクという魅力づくしの企画であり、参加人数が増えすぎても危険であると考え、今回、積極的な宣伝は控えました。このため、最初は「誰も来ないかもしれない」という不安を抱えながらの開催でしたが、結果的に12名(男性3名、女性8名)の方に参加していただけました。これが運動だけでの企画であれば、きっとこんなにも集まっていただけなかったと思います。やはり、何かと何かをかけ合わせることや、介護予防やフレイル予防を福祉以外の「場」で行うコトの大切さがとても感じられた日となりました。 なお、参加してくださった方の年齢層は、67歳〜84歳でした。このうち「運動のみの参加」1名、「ドリンクのみの参加」3名、「温泉+ドリンクの参加」8名という結果となり、やはり、温泉とドリンクは魅力となることが分かりました。ただし、運動後の血圧が高く、入浴中止基準の対象となった方も1名いたため、その方には、申し訳なかったのですが、今回は入浴をご遠慮いただきました(カフェドリンクは召し上がっていただけました)。 結果として、参加者の参加後アンケートの回答では、とても満足度の高い結果が得られました。また、今回運動を経験したことで、参加者同士で「自分たちでも運動をやっていこう」というキッカケづくりの機会にもなったと聞いています。そして、地元の研修会の場では、地域包括支援センターの理学療法士に講師依頼もあったようです。当日の参加人数は少なかったとしても、また、運動メインの企画でなくても(ついでに企画であっても)、このように介護予防やフレイル予防の輪は広げられ、効果や価値を生んでいく可能性があると実感しました。運動を通じた介護予防やフレイル予防を目指すのであれば、そこに興味をもっていただくためのデザインがとても重要となりそうです。 *なお、当日の様子は、下記の通り2024年7月25日の中日新聞(伊勢志摩版)で取り上げていただきました。 そして、第2回目の開催が10/11(金)に決定しました!ご興味のある方は、ぜひどうぞ。詳しくは、下記の記事でご確認ください.(第2回)10/11(金)温泉ついでに健康増進!を開催します。
sugiura3rd 三重県鳥羽市で合同会社MARUDOTを創業し、鳥羽市第一層生活支援コーディネーターとして活動中。週末は作業療法士の妻と伊勢市二見町でコーヒースタンド marudOT(まるドット)をオープンしている理学療法士です。ご依頼等があれば、是非お問い合わせください。.